仕事やビジネスで、口頭説明やプレゼンテーションの場面をよく見かけます。ビジネスの基盤はコミュニケーションなのだから、当たり前ですよね。そんな場面で、時間はかけるが、結局は何を言われたのかわからないなんて、ことは多くないですか?それを無くすのがPREP話法なのです。
たとえ話をしてみると、新鮮な良い素材を使って、名人級の料理人が料理を作っている場面を想像してみてください。料理は皿に載せられ、テーブルに置かれます。最高の料理だけど、皿などの食器やテーブルとイスが無ければ、その最高料理を食べることはできません。ちょっと、分かり難かったような気もしますが、食器無しで、テーブルにぐちゃぐちゃに置かれた最高料理を食べる気もしないし、食べることはできませんよね。
PREP話法というのは、ぐちゃぐちゃになりやすい話を、きちんとお皿に載せましょう。お皿の脇には、お箸やフォーク・ナイフを添えましょう。それらは、地べたに置かないでテーブルに置きましょうってことだと理解してください。そうしてくれれば、おいしく料理が食べられますよ!ってことなのです。
PREP話法は、ミッシー(MECE)になっていて、次に掲げるポイントから構成されています。
1)Point :要点(結論・主張)
2)Reason :理由(結論にいたった理由・そう主張する理由)
3)Example:具体例(理由に説得力を持たせるための事例・データ・状況)
4)Point :要点(結論・主張)
よく、「結論から言ってくれ」と言う人がいますよね。これは、まず結論を投げかけてもらえれば、話の大枠が頭のななに作られるからだと考えられます。大枠を話し相手の頭のなかに作っておいて、そこに理由を放り込んでいく、事例を放り込んで理解を高める、最後にもういっかい結論を放り込んで、大枠に蓋をする。相手は、蓋を開けて吟味するということです。
この様にPREP話法を使って話をしてもらうと、理解しやすいYY!ということです。