ネットやリアルを問わず、売上が上がったり下がったりする理由を知らないのでは、会社は継続できません。売上の分析をしないなんて考えられないのです。売上の分析をしないと、いつか顧客に見放され、あなたの会社は、社会から「さよなら」していくことになるでしょう。そこで、最も大切なことは、誰がどれ位買ってくれたかを分析していく事なのです。もういちど!、売上の分析が重要なのです。
もうもう、牛が鳴くわけではありませんが、売上高は客数と客単価に切り分けることができます。そう、MECEなのです。この切り分けは、深くやるほど価値が出てきます。どの様なお客様がどれだけ買ってくれたのか?、どの様なお客様がどれくらい訪問してくれたのか?、新規のお客様は増えているのか?、何度も来てくれるお客様は何が好きなのか、趣味は?、いつがお休み?、好みは?などなどです。お客様を知れば知るほど、お店の成績が上がる確率が高くなります。なんだか複雑なのですが、切り分け方に決まりがあります。粗く切り分けた後に、細かく切り分けていけば良いのです。そう!MECEです。
で、、さきほどMECEですって言いましたが、それを説明していきます。細かく切り分ける前に、ざっくりと切り分けていくのです。細かい切り分け方は、後々に説明するとして、ざっくりと粗く説明します。下の図を見てもらうと分かりやすいです。
売上高は、客数×客単価になります。これは、ごく当たり前の内容ですね。説明は要らないと思います。お客さんは、初めて来店する新規顧客と何度か来店してくれる既存顧客に切り分けられます。とにかくお客様を増やしたければ、1)新規顧客を増やして、2)新規顧客の再来店施策を立てて既存顧客を増やしていく。客単価を上げたければ、1)買上点数を増やすか、2)買ってもらう商品単価を上げるかです。商品は、お客様の好みがあるので、慎重に慎重に選んでいきます。例えば、学生に高級な化粧品は売らないでしょう!お客様を見て、選んでもらえる商品を提案するということです。こういった活動は4P戦略と呼ばれていて、マーケティングの基礎となります。