成功した人って、なぜか運よく幸運を呼ぶ人と出会ったりしてます。なぜ、この人がこんな成功を手にしたのかって、思ったりしませんかね。通りがかりの人が1億円くれるとか、本当の偶然に幸運に巡り合うなんてことは、まずないでしょう。幸運に遭遇する能力ってのはあるようです。それを、セレンディピティというそうです。
セレンディピティ
このような「幸運な現象に遭遇する能力」はセレンディピティと呼ばれるが、幸運の女神は誰にでも微笑むわけではない。常にそのことについて考え、神経を張り巡らしていなければ、興味深い現象が目の前で起きても、その重要性に気付かないからだ。ニュートンが生まれるはるか以前から、リンゴが木から落ちていた。しかし、それを見て万有引力の法則を考え付いたのはニュートンが初めてだ。パスツールは、こうしたことを「チャンスは準備ができているものにのみ微笑む」と表現していた。
「日本のイノベーションのジレンマ、破壊的イノベーターになるための七つのステップ」 玉田俊平田 翔泳社
だそうです。努力は必ず報われるってのは嘘だとしても、努力してアンテナを張り巡らせていれば、偶然の確率は高まるのでしょう。ということで、確率を高める活動を継続する意思が深まったという訳です。